福井工業大学附属福井・中村薫監督
「初回に4番の高宮がタイムリーを打ってくれて、気持ちが楽になりました。エラーからの失点でひっくり返されてしまいましたが、粘り強く終盤を迎えて、ワンチャンスの2アウト三塁の場面で山本海咲がしぶとく内野安打を打ってくれたのが勝因だと思います。（6回の4得点について、）ここというところでの集中力はこのチームは持っていると思います。今までもずっとそうですが、チーム力で戦ってきているので、ベンチ外の選手も応援をしてくれて、全員で戦えたのかなと思います。（準決勝に向けて、）うちのやりたい野球はまだやり切れていないです。この間の夏の準決勝で敗れた岐阜第一さんにリベンジして、次のステージに進めるように頑張ります。」

福井工業大学附属福井・山本海咲主将
「自分はベンチスタートでしたが、相手が強豪校なのでキャプテンとしてベンチから雰囲気を作ることを心掛けました。（代打での決勝タイムリーについて、）ベンチで監督から『代打いくぞ』とずっと言われていて、チャンスの場面で出させてもらって、緊張していましたが自分らしく、泥臭くできたかなと思います。（チームの雰囲気について、）まだ新チームで足りないところもたくさんありますが、このユース大会を通してだんだん一つになってきた気がします。（準決勝に向けて、）先輩たちが夏の大会で岐阜第一に負けているので、自分たちがこのユース大会で絶対勝ち切れるようにしたいです。」

福井工業大学附属福井・ 高宮凛選手
「（4番として、）自分がしっかりと打たないとチームは勝てないと思っています。（先制タイムリーについて、）有利なカウントではなかったですが、3番が打ってくれてランナーがいたので絶対打とうという気持ちでした。（チャンスの場面では、）緊張しがちなので、打席での内容を意識して、監督やベンチから声を掛けてもらって打席に入るようにしています。（準決勝に向けて、）しっかり打って勝利に導けたらいいなと思います。」